カトレア実種培養の仕方

実種の作り方
1.交配したい品種の花を、2種類用意する。一例.株が強い×花が大輪、又は花が多輪×色が良い等
2.お互いの花に、オシベをつける、中央の蜜が付いた所がめしべ、横についている黄色約1mmがおしべを爪楊枝等でつける。
3.約1ケ月後花が実になってくれば成功、花の名と交配した日をかきラベルをつける。
4.フラスコにまくには、5ケ月~9ケ月、10ケ月で実が割れ菌に汚染されるのでフラスコに蒔けない。
5.9ケ月以内の種を無菌箱に入れ、カッターで皮をはぎ綿状の種をフラスコにまく。
簡単な培養フラスコ作成に準備すべき物
1.フラスコ、ゴム栓付き中央穴ありダシ綿を詰める(最初は、12本あれば良い1回分)100本程度は最低必要、場所がない人は、元気の良いものだけで後は処分すれば少なくすむ。
2.圧力がま12リットル
3.計量はかり、1mgまで計れる物と1kgまで計れるもの
4.ペーハー試験紙ペーハー4~7程度が計れるもの
5.ペプトン
6.ハイポネックス20-20-20
7.サッカロース
8.クエン酸
9.塩化カルシュム
10.粉末寒天
11.しょう糖ない場合は、三温糖でもよい
12.無菌培養ガラス箱、手製で作成可能
13.スプレー消毒用、(消毒液キッチンハイターでよい)
14.バナナ1本200g程度のもので良いもの,青いものは,芽ばかりでて大き くならない。
14.2リットル計量カップ
15.ミキサーバナナをジュウスにできる程度のもの
培養フラスコの作り方(発芽用)
1.バナナ1本の約2cm程度をミキサーにかける
2.2リットル計量カップに、バナナの液を入れ1リットルになるまで水をたしあくを取る。水はできれば蒸留水が良い
3.次にハイポネックス20、20,20を3gたす
4.次に粉末寒天8gたす
5.次にしょう糖10gたす
6.ぺプトン1gたす良くかき混ぜペーハーを計る、5.2~5.3にクエン酸とサッカロースで調整クエン酸は少量づつ入れる。
7.全部をよくかき混ぜ12個のフラスコに分けフラスコにキャップをする。ゴム栓はねじるように入れ栓をする
8.フラスコを圧力釜に入れ、水やく500ccを入れ圧力釜を熱する
9.圧力がかかり上から音がしたら、火をよわめ15分熱し火を消す
10.火を消してから30分ほどしてから釜の圧力を抜きフラスコを取り出す
11.フラスコは平らな所におきひやして液が固まればok、2週間ほどして変化がなければok、かびが入っていれば不良品である


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